サクラサク、社会人2年生。

積み立て貯金を下ろして、行ってきました
「おそるおそる大枚をドブに捨てようツアーin横浜」。
 

噛み砕いて言いますと、
良いホテルに泊まって、豪華客船にてディナークルーズと洒落こもう、ってワケ。

最初はヘリコプタークルージングと迷ったんだけどねー。
だってシャンパンを「チン☆」とか
一度はやってみたいじゃない。そういう無駄なこと。
Yes!高須クリニックってカタコトで言ってみたいじゃない。

http://www.takasu.co.jp/Contents/TakasuTV/index.html
ってゆうか、高須クリニックは空からのアプローチが大好き。
お前は一体何がYes!なんだ。コーヒー片手の急ぎ足ビジネスマン。

 
 
 
まあまあ、行ってきたわけです。横浜。ね、よーこーはーま。
旅のお供は珍友M(♀)&M(♂)。

最終日の夕食は、三度目の中華だったわけですが、
まあ「どこにしようか」と。
 

毒々しいネオン看板。
ロウでつくられた模型。
立ち上る湯気。
漢字配列のメニュー。
「オイシデスヨー」呼び込み合戦が繰り広げられる中、

一軒の店が眼に留まる。

明らかに照明不足。
模型なし。
メニューなし。
奥がよく見えない。
一見何屋か分からない。
なんか怖い。

 
唯一の情報は、一枚の張り紙。
「炒め物・麺類もできます。お気軽にどうぞ。」(手書き)

お気軽にどうぞ、と書く、この意味のNASA!
だってみんな素通り。
きっと私たちにしか見えないんだわ。
 

そそられ要素、のっけ盛り。
行って後悔、行かずに後悔ならば、前者を選ぶべし。
意を決し、一丸となって突入す。

 
 
―カランコロンカランコローン―

 
先客、初老の男性2人組のみ。

店内BGMなし、無音。


 
 ……

 

ドックンドックン。

 ……

 
初老の男性がくるりと振り返り、
「よくここに入ろうと思ったね。キミたちは勇気があるよ。
ここは界隈で一番ヒドイが味は確かだ。
私は5年通い続けているが、こんなに客が来たのは初めてだ。」
 

 
きゃー!!そういう言葉待ってたんス!
てゆうか完璧すぎる!
 

聞くところによると、
90年の歴史を持つ、老舗中の老舗。
「アタリじゃん…」ニヤリとする一同。

けれど、老舗だけあってお値段も張ります。

 

所詮「おそるおそる大枚をドブに捨てようツアー」
ですから、メニューを選ぶのもおそるおそる。小心的注文。

 
それに気付いた従業員のおばちゃんも親身になって、
メニューのお手伝いしてくれたり、

その初老男性達なんかは、
紹興酒まるまる一本おごってくれて、
これも食べなさい、あれも食べなさい、
どんどんやってください状態。

 
…あったけーよ。グシッ

 

しかも帰り際、紹興酒をお土産に持って帰りなさい、と。
「いえいえそんな…」「あ、じゃあ」←早い
紹興酒ボトルを脇に抱えるご満悦の私。

おなかいっぱい。胸いっぱい。
たかじんは、毎週胸いっぱいらしいが、今の私は負ける気がしない。
 

アンタ達!「周」とか「富」とか「徳」とか
看板に書いてりゃいいってもんじゃないのよ! 
そんな優越感で、極彩色の町を腕組んで闊歩。
 
 
 
 

あと、この旅で感動したのは、M(♀)が
ピーマンを(いやいや)食べれるようになってたこと。
社会人ってこんなにスゴイ!

????????????????????

マイマイ(22)さん

お気に入り登録ありがとうございます。
そして卒業おめでとうございます。
わたしもちょうど一年前はおんなじ立場だったわけですが、
いいなー袴。いいないいなー。

コメント

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